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<性こころ理論>性こころ理論の仮説

作成者 日本心理教育院(ip:)

作成日 2021-05-22

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内容


「こころ理論」と「性こころ理論」は心理治療に必ず必要な革命的な理論である。

「こころ理論」と「性こころ理論」が分からないと心理治療の原理について知ることもできない。

 

 こころ理論を開発した後、性こころが必要だと判断し、性こころが存在する場合の仮説を設定し、この仮説を検証して性こころ理論を開発することができた。どのような理論であれ存在するという考えに沿い必要な理論を作り証明することで理論を体系化させることができる。

 

 性こころ理論を開発する時、最も重要なことは性こころ理論の開発の必要性であり、その次に、性こころがどのように存在し、はたらくかを推論して整理することである。それで性こころ理論の仮説においては性こころは心の中に存在するということが重要である。心の中に性こころがどのように存在するのかに関する仮説を立てた。

 

 第一に、「人間の心(mind)は心(mimind)の内部に性こころ(xesmind)が存在する」という仮説である。心と性こころが共に存在しているが独立して異なるはたらきをする。心と性こころが同じはたらきをするなら、存在の意味がないからである。

 

 以前は心と性こころが存在するとは考えていなかった。現在の心理学は心が存在することすら知らず、ひたすら心理だけを研究している。それで心の中に性こころが存在し、独立してはたらいていることに全く気付いていない。

 

 第二に、「心では心理がはたらき、性こころでは性心理がはたらく」という仮説である。

 

 外部から心に情報が流入されることを認識と言い、情報と感情を保存して引き出すことを記憶と言う。また、外部に心を表すことを表現と言う。人間の感覚器官である視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚を通して外部の情報を認識し、処理されたものを記憶し、言葉や行動で表現する。そして認識と記憶と表現を心理と言う。この時、心と心理は異なる。

 

 ところが現存するすべての心理理論は心を排除し認識、記憶、表現だけを研究している。心を排除したため、心の意識と無意識が、身体とつながる心理においてどのようにはたらくのかを知らない。それでこころ理論では心と心理がはたらく原理と道理を体系的に整理して証明した。したがってこころ理論がないと心理がはたらく根本を知ることができない。

 

 さらにもう一段階進み、心の中に性こころが存在するということを研究して、心が性こころと独立してはたらくなら、心では心理がはたらき、性こころでは性心理がはたらくという仮説を立てた。この時、性心理をセックス心理だと考えてはいけない。性こころ理論においては用語の整理を明確にする必要があった。

 

 従来は性をセックスと同じ意味で使っていた。しかし性こころ理論においては性とセックスを区分し新しく定義した。性こころ理論では性を包括する用語としてジェス(xes)という言葉を用いた。これはセックス(sex)を逆さに読んでジェス(xes)としたものである。つまりセックスのパラダイムを変えるという意味でジェス(xes)と命名した。

 

 そして性こころはxesmindと命名した。性こころにおいて性情報を外部から認識する性認識、性認識された性情報と性感情を記憶する性記憶、性情報を表す性表現を性心理(xes psychology)と命名した。そして性心理をセックス心理(sex psychology)とせず「xes psychology」と命名したのは、セックスは性表現の一部分でありセックスには心理がないからである。

 

 このように性こころ理論を開発した後、こころ理論と結合して心と心理、性こころと性心理が身体とはたらく原理を適用して心理障害、性心理障害、性機能障害などを同時に治療する方法を開発し、ジェスセラピー(xestherapy)と命名した。ジェスセラピーは性こころと性心理がはたらく原理と道理が正確に分かれば自ら性機能障害を自家治療できることを検証した。

 

 性こころと性心理は必ず心と心理と同時にはたらく。心と心理がはたらくたびに性こころと性心理が部分的にはたらく。このように心と性こころにおいて心では心理がはたらき、性こころでは性心理がはたらくという仮説を設定した。

 

 第三に、「女は心と心理において傷がはたらき、男は性こころと性心理において性傷がはたらく」という仮説である。女は心と心理において傷の感情を記憶するが、男は心と心理において傷ははたらかず気分だけがはたらく。その結果、女は傷を記憶し、男は傷を記憶しない。

 

 反面、性こころと性心理においては女は性傷がなく性気分だけがはたらき、男は性こころと性心理において性傷がはたらく。男は性情報と共に性傷が性記憶される。この時、性こころは心の中にあるため、性気分と性傷を自覚したり感じたりはできない。

 

 感じられるのは心と心理がはたらいた結果であるため、性こころでのはたらきを感じることはできない。結局、性情報に対して感じるものは性こころと性心理ではたらく性気分または性感情ではなく、心と心理ではたらく気分と感情である。このように性情報による性こころと性心理ではたらく性気分と性感情は感じることができない。ただ性こころと性心理は心と心理に影響を与え、身体に影響を与える。

 

 女は心の傷がはたらき、性こころの性気分だけがはたらく。それで女は傷が心ではたらき身体に影響を与えこれを感じることができる。しかし男は性傷が多くなると直接心と身体に影響を与えるが、性傷は自覚されず感じることができないため性傷が多いかどうか分からない。

 

 このように性こころにおいて女は性傷を性記憶しないが、男は性傷を性記憶するという仮説を立てた。これはこころ理論において心と心理がはたらく時、女は傷を記憶し男は傷を記憶しないことを逆に考えて仮説を立てた。

 

 これが性こころ理論の核心的な仮説である。この仮説以外にも様々な仮説があるが、この三つの仮説を検証する中で心理障害、身体的疾病、性機能障害などがなぜ発生するのかを正確に解析することができた。


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