資料室

戻る
タイトル

<こころ理論>自己実現:意味と価値

作成者 日本心理教育院(ip:)

作成日 2021-05-26

閲覧数 9

評点 0点  

おすすめ いいね

内容

 

<本文は出版図書「こころ理論」の一部を抜粋したものです>

 

自己実現というのは人として存在するとき、存在する意味と価値を追求することをいう。したがって最も重要なことは人として存在することで、死なずに生きていなければならない。人として生きて人間として自己実現を追求するのである。したがって自己実現において重要なのはまず第一に健康であり、第二に心であり、第三に知的欲求である。

 

存在して生きることは健康とつながっている。健康に生きてこそ存在することができるからである。健康に問題があると、存在自体が脅かされ存在の意味や価値は必要なくなる。それで自己実現の最も優先順位は健康である。

 

存在の意味は感情であり、感情は心の無意識でつくられる。人間関係の中で意味を見つける。それで存在の意味は心とつながっており主に女性が追求する。また存在の価値は人間関係ではない対象を追求する。存在の価値は主に男性が追求する。それで男性は健康なら存在の価値を追求する。ほとんど男性が存在の意味である心を重要に考えない。これによって男性は存在の価値を追求するようになると、知的欲求が生じて経験をたくさん積んだり、熱心に勉強したりする。その代わり心という概念がない。知的欲求によってつくられた記憶によって自分が思考することが心だと思っている。結局男性は心で感じる存在の意味が何なのかわからない。


男性は知識を蓄え、経験しながら価値を追求する。経済的価値、関係的価値、社会的価値のうち、どれか一つを追求し、現実において達成すると、価値追求が止まる。そうすると、他の価値を追求しようとする欲求が生じ、「なぜ生きるのか?私は誰なのか?なぜ生きてきたのか?」と考えはじめる。こうなると男性は危険な状態だと言える。存在の意味を見つけようとしても、感情を記憶できず、事実だけを記憶しているため感情を感じられず、存在の意味をいくら探そうとしても見つからない。

 

女性が健康であれば心の意味を追求する。それで女性は心を重要に考え幸福な感情をつくろうとする。存在の意味をつくらないと、知的欲求も生じない。しかし心が安定し、幸福の感情を感じながら存在の意味が形成されると、知的欲求が自然と生じてくる。

 

男性であれ、女性であれ、健康、心、知的欲求の順に追求すればいい。しかし多くの人がこの自己実現を追求することを知らずに、ひたすら知的欲求だけを追求する。知的欲求は経験、勉強、情報、知識、悟りなどがすべて含まれる。

 

人間は存在を考えるときは、自分だけ生きていればよく自分だけが幸福であればいい。そのあとに心を安定させ、心の幸福を感じられるように意味を追求しはじめる。その次に知的欲求や成功を追求するようになる。

 

男性は存在の意味を感じられないため存在の価値を追求し、女性は存在の意味を感じてこそ存在の価値を追求することができる。それで男性は人生の価値を追求し、女性は生きる意味をもってから人生の価値を追求する。したがって意味と価値を両方とも追求できる女性が重要で、保護されなければならない。男性は価値しか知らないが、女性は意味と価値の両方を追求することができるからである。また女性は意味が崩壊すると価値もともに崩壊するため女性の心に問題が発生すると男性の価値にも問題が発生する。

 

女性は現在において意味をもち、幸福を感じてこそ未来の幸福である価値を追求することができるようになる。価値は現在感じるものではなく、未来に感じることができるだろうと推測するものである。また男性は未来の幸福を追求するため現在の意味を感じることはできずひたすら未来の価値を追求する。このような理由からほとんどの女性は現在が幸福であれば無理して未来の幸福を追求しようとはしない。現在が幸福であればそれを維持しながら生きたいと思うからである。

 

<本文は著作権保護を受けています。無断で使用することを禁止します>

 


添付ファイル

パスワード
修正

パスワードを入力後、修正又は削除をしてください。

コメント一覧

登録されたコメントがありません。

コメント修正

お名前

パスワード

内容

/ byte

修正 キャンセル
パスワード
確認 キャンセル
コメント入力

お名前

パスワード

半角英字(大文字・小文字)/数字/特殊文字のうち、2種類以上の組み合わせで10~16文字

内容

/ byte

評点

管理者にのみ、コメントの作成権限があります。


WORLD SHIPPING

PLEASE SELECT THE DESTINATION COUNTRY AND LANGUAGE :

GO
閉じる
TOP